Contents
スクラッチ譜面 (SCORE)
動画での解説(MOVIE)
音源 (SOUND)
解説
Drag Scratchともいいます。
フォワードはレコードを擦る側の手を離していましたがドラッグは手を離さずにフェーダーオンと同時にレコードを前に進め、途中で止めます。フォワードと同じく戻しの音はフェーダーをオフにしてカットします。
ターンテーブルのストップボタンを押した時のジュゥゥゥン...。と非常に似た音を出すことが出来るのでそういう風に使ったり、タメに使ったりと意外と広く使える技。
これの逆バージョンはバックワードスクラッチとほぼ同じになるのでそういう風に覚えておいて下さい。
ポイント
ポイントは音の起点からしっかりと音を出して止める、戻しの音は出さない。
レコードの止め具合の速さ、動かす距離によって音程が変わるので色々表情を付けて音程をある程度コントロール出来るようにしておきましょう。
手を止める際にはプラッターが多少止まるぐらいにレコードを抑えた方が感覚が掴みやすいかなと思いますがあんまりグッとプラッターを止めると次の技に繋がりにくくなるので注意しましょう。
画像で動きを確認
音の始まりからスタートします。フェーダーはオフ側に軽く抑える。
レコードに手を付けながらゆっくり止めます。フェーダーオン(こんなに切らなくていいです汗、せいぜい半分ぐらいにしといて下さい)
この止め具合で音程が徐々に落ちていくか、スッと止まるか音が決まります。
戻す時はフェーダーオフにして戻します。これで終わりです。
まとめ
いかがでしたか??
単体で聴くとだいぶ地味だなと感じると思いますが、フェーダーとレコードをコントロールしていくためにはこの技やバックワードスクラッチはとても練習になる技だと思います。
今はまだよくわからないと思いますが上手くなってくると小節の頭からスクラッチをしないで多少ズラしてオシャレな感じにスクラッチしたりするんですね。そういう時にドラッグスから入って引きの音から色々な技に繋げていくっていうスクラッチのアプローチもあるので、ドラッグスを覚えておいて損はないですよ!
それではまた!
よくある質問
これもどう使って良いかわかりません。
例えば今からスクラッチ始めるぜって時にこれを入れてから始めたり...。(タメ)二枚使いで入れたりと意外とこれを使う機会って多いですよ。後は音程をコントロール出来て、音も長めに出せますので他の技より音に表情があります。