ビートジャグリングとは基本的には同じ音源を2つ使って(違う音源の場合もあります)同じ場所をループさせたり、ビートを崩して違うテンポにするといったようなことを指します。同じ曲を二枚使うので「二枚使い」と言ったりします。
この技法は他のジャンルではみない特殊なもので本来の曲にはない「新たな展開」や、全く「違う曲のように」聴こえたりするため新たなジャンルの登場だ!!!ってことで「ターンテーブリズム」と呼ばれたりもします。
DMCというDJの大会では現在はリズムキープを基本としてそのジャグリングの技術やスクラッチの技術、構成力、オリジナリティーなどを競うものでこのサイトを見てる人ならその大会で優勝を目指す人も多いと思います。
ビートジャグリングなどを駆使して出来た新たな曲を『Routine(ルーティン、ルーティーン)』と呼び、「あのDJのあの曲のルーティン良いよね」などと使われます。
このビートジャグリング編ではその手法の一部を紹介しています。ただ明確に名前が付いているものもあれば付いていないものもあるので、大まかに「ドッタン」、「タンドン」など、僕が適当な名前を付けて紹介しています。
なので普通の人にタンドンが〜と言っても全く通用しないのでそこは心の中にしまって置いて下さい。
練習方法
みんなどうやってジャグリングが上手くなっていったのか??
基本的に誰かのジャグリングのコピーや真似をしてそこから自分なりの崩し方や流れを作っていったんだと思います。
といってもいきなりじゃあ「誰かの真似しよう!」と思っても見てもよくわからないと思いますし、挫折する原因にもなりかねません。
ただその真似したいルーティンの一部を見ていくと、このサイトで紹介している「ドッタン」や「タンドン」を使っていたり、その応用であったり、そうじゃなかったりするのでルーティンを解析していく上で何か助けになればいいなと思います。
真似を恐れない
冒頭で出てきたDMCのDVDやYoutube等で映像をたくさん見ることや、自分の好きな曲二枚で遊び続けることが近道!そして裏技的に構成をほぼ丸パクリしてルーティンを作る人もいます。(曲まで同じの使わないようにね)
曲が変われば雰囲気も変わりますし、その曲でしか出来ない崩し方があります。遊んでいるうちに自然とこう崩したらどうかな?この曲は出来なさそうだなとかなんとなく感覚でわかってきます。(出来なさそうだなと思ってる曲で意外と出来ちゃう場合もあるんですけどね...笑)
自分一人で審査員の度肝抜いてやるわ!!って意気込むのも良いんですが、まずオーソドックスな流れを知らなければ度肝を抜くことは出来ないですよね?
すぐれた作曲者もたくさんの真似をして一流になっていったのです!真似はガンガンしましょう!!